ハウスダストによる健康被害

ハウスダストは、アレルギーの要因となるアレルゲンが混合したものをいいます。
具体的には、ペットなどの動物やヒトの皮屑(フケ)、カビ、ダニ、および細菌などが混ざったものを指しますが、ハウスダストアレルギーと言う場合には、その多くが南京虫やノミ、ハダニなどの虫の死骸および糞などが細かくなったものに対するアレルギーのことを指します。
そのため、ハウスダストアレルギーとは、ダニアレルギーとほぼ同義語だと言えます。
だからといって、ハウスダストの原因である、ダニやカビを家庭で完全に除去するのはまず不可能です。
ハウスダストを少しでも防ぐためには、床など家の掃除をこまめに行い、しっかり換気することによって湿度を下げることで、ダニやカビが発生しやすい環境を作らないことが大切です。
ハウスダストを減らすためには、床掃除なども正しい手順で行なわなければなりません。
床がフローリングの場合、まずはじめに掃除機をかけ、その後にしっかり絞った雑巾でゆっくり丁寧に水拭きします。
最後に乾いた雑巾で空拭きをして湿気を取ります。
畳の部屋では、たたみの目に沿って掃除機をかけるのが基本です。ダニの死骸や糞は畳の目の隙間などに落ちているからです。
さらに濡らした新聞紙を絞って部屋中に蒔き、それをほうきで掃くとホコリなどがきれいに取れます。おばあちゃんの知恵ですね。
ハウスダストの解消には、マメな床掃除がもっとも効果的です。
正しい床掃除で、カビやダニなどのハウスダストを除去して下さい。
それによって、通年性のアレルギー性鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎などの軽減にも効果があります。
きれいな部屋なら気分もスッキリし、リラックスしてくつろげるというものです。
ハウスダストの除去だけでなく心のゆとりのためにも、床などをこまめに掃除することはいいことです。

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ダニの種類と健康被害

ダニは数万種類も存在しており、人間が生活する場所には必ず存在するぐらい深く関っています。
そのためダニを要因としてかかる病気も数多くあります。
家庭において主に生息するダニには、チリダニ、ツメダニ、コナダニ、イエダニ、顔ダニなどいます。
チリダニは、布団などの寝具やカーペットなどの床マットの細かい隙間で、ほこりがたまりやすいところで大量に発生したりします。
現代病とも言われる、気管支喘息やアレルギー性鼻炎、アトピーといったアレルギー疾患の要因のひとつがチリダニの糞や死骸が細かくなったものです。
ツメダニは、あまり室内で発見されることのないダニですが、ツメダニは人を刺すことがあって、刺された瞬間は気づかず1〜2日後にだんだんと赤く腫れ次第にかゆくなってきます。
コナダニは、畳や様々な食品などに発生します。
コナダニが直接人間に被害を及ぼすことはありませんが、白い粉が散ったように壁や畳を覆いつくし、しかもそれがうごめくため、見つけた者は思わずぞっとします。
イエダニは、ネズミに寄生する吸血性のダニです。
寄生しているネズミが死んだりした場合、血を吸う相手がいなくなるので、人間に寄生して血を吸うこともあります。
イエダニに刺されるとその箇所がすぐに痒くなり、赤くただれる上に痒みが続き、跡が残ります。
顔ダニは、成人のほとんどに寄生しているダニで、顔の皮脂腺や毛根など生息します。
顔ダニは正式にはニキビダニという名称なのですが、人間の皮脂腺は特に顔で発達しているため、顔に対する寄生密度が高いことから顔ダニと呼ばれています。
体長は約200〜290μmと非常に小さいため、顔ダニの存在を肉眼で確認することはできません。
顔ダニが寄生しているのは普通のことですので、数が増えなければ特に害はありません。
但し、洗顔などを怠ると繁殖して数が増えるため、肌のトラブルへとつながることになります。

ダニがもたらす病気

ダニによる害は、アレルギーの要因だというだけでなく、他の病気の要因にもなりますし、犬猫などのペットに病気をもたらすこともあります。
中でも、人がかかる病気で、疥癬(かいせん)というものがあります。
これはヒセンダニというダニの一種が皮膚の角質層内に寄生するためにかかる感染症です。
疥癬(かいせん)の症状には、激しいかゆみが挙げられ、布団の中で体が温まることで特に痒くなります。
疥癬(かいせん)の特徴に、小さな赤いぽつぽつやしこり、ガサガサが身体や腕、脚などに現れることがあります。
また疥癬トンネルと呼ばれる細長い線状の発疹が、身体の中でも特に柔らかい部分にが生じるのが特徴です。
やっかいなことに、疥癬(かいせん)は主に人から人へ、肌の接触で感染ることがあります。
ふとんなどの寝具を介して感染することもあり、最近では老人ホームや病院で、寝たきりの患者さんから感染するケースも増えています。
また、マダニがペットの犬に病気をもたらす要因となることがあります。
これはバベシア症と呼ばれ、バベシアというマダニによって媒介される原虫が、犬の赤血球に寄生して引き起こす病気です。
バベシア症に感染すると、犬の赤血球が破壊され、ひどい貧血に陥ります。
病気が進行すると、歯茎や舌が白っぽく変色し血の気が無くなったり、尿の色が赤くなったり、などの症状が現れます。
幼犬や体力のない老犬では、それが原因で死に至ることも少なくない恐ろしい病気です。
そんな恐ろしいバベシア症から愛犬を守るためには、まずはマダニが生息するような山や草むらに犬を連れて行かないことです。
また、愛犬にノミ・ダニ予防用の首輪やスプレーなどでダニを寄せつけないようにしたり、丹念なブラッシングで常にダニが寄生していないか注意してあげることも大切でしょう。

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Copyright © 2008 ダニなどの除去とハウスダスト対策の方法